デブライネのPK含む圧巻パフォーマンスでシティが開幕白星スタート!ウォルヴァーハンプトン対マンチェスターシティ
シティにとっての重要な開幕戦は昨季シーズンダブルをされてしまった難敵ウォルヴァーハンプトンとのアウェイマッチ。
絶対に勝ちたいシティはこの試合、ロドリとフェルナンジーニョを同時起用し、デブライネをトップ下に添えた4-2-3-1で臨む。新加入のアケは、ストーンズとCBでコンビを組むことになった。ウルヴスは予想通りの5バックで守備から入るようなフォーメーションで迎え撃つ。
前半8分にいきなりウルヴスにアクシデント。新加入のマルサルが負傷してしまいヴィナーグレと交代。
11分にはジェズスがフリーキックを得るとデブライネは直接狙いに行く。しかし、シュートはキーパーの正面。
20分、攻め続けていたシティがやっと報われる。右サイドに張ったフォーデンにボールが渡ると、内側にいたデブライネがすぐさまインナーラップ。フォーデンがそこにパスを送るとたまらずサイスがタックルしてしまいPK。デブライネが自身で右隅に決め決め先制弾。今シーズンのシティのファーストゴールはデブライネとなった。
1点取ったことで勢いに乗ったシティはさらにウルヴスを押し込んでいく。トップ下のデブライネがやりたい放題し始め、決定機を作っていく。
そして32分に追加点が生まれる。フォーデンが真ん中の良い位置で縦パスを受けると、左サイドのデブライネに渡す。すかさずスターリングが裏に抜け出し、デブライネがそれに合わせた完璧なパスを送る。スターリングが折り返しフォーデンがフィニッシュ。期待の逸材が貴重な追加点を獲得!
前半は終始シティのペースだったが、後半からはウルヴスも見せ場を作り始める。
まず54分、トラオレの個人技からエリア内へクロス。ポデンセに渡りシュートを放つも枠の外へ。
続けざまに56分、59分と決定機を作るも枠に収まらない。
60分には大決定機。またしてもトラオレの個人技で右サイドをえぐってクロス。ゴール前のヒメネスに絶好球がくるもまたしても枠の外。
相手のミスもあって続けざまのピンチを凌いだシティは徐々に息を吹き返す。デブライネとジェズス、スターリングリングを中心に決定機を演出していく。
しかし、78分にウルヴスが一点返す。コーナーキックの流れからヒメネスがポデンセのクロスに合わせてヘディング。見事に枠を捉えとうとう一点返すことに成功する。
一点返したことで一気に息を吹き返したウルヴスがシティを押し込み始める。幾度となく右サイドから突破するもシティも何とか凌ぐ。
すると後半ロスタイムにシティに追加点が入る。スローインからエリア内でジェズスにボールが渡る。放ったシュートはディフラクションし、ゴールイン。シティが勝利を決定づける一点をもぎ取った。
そして試合終了のホイッスル。シティが何とか凌ぎ切り開幕戦を白星で飾った。